全国・海外から応募されたデジタルマンガ・イラスト作品を、里中満智子先生をはじめとするデジタルマンガ協会のマンガ家の先生方や、多くのコミック編集部による審査を行い、未来のマンガクリエイターを推薦します。
審査員 里中満智子先生による講評
本人の意図に反して期待され、頑張り、抵抗に会い、挫折しそうになり、それでも乗り越えて結果をだす。まさしく王道の「熱血成長モノ」だ。
王道モノは、新しさやクールな魅力には欠ける面がある。
しかし作者が「それでも自分はこう描きたい」と真摯に描ききれば、王道ならではの「ゆるぎの無い達成感」を読者に与える事が出来る。
王道＋ユーモアを正面から描いたこの作品を読んでいるうちに、主人公にたいする素直な感情移入が芽生えて来た。
作者が主人公を信じて描いている証だと思う。
15期生 カルビ佐藤（PN）さんのコメント
私の作品が大賞をとったと聞いた時は驚きました。
最近はマンガの制作がうまくいかないことも多く、心が折れそうになる日々でした。
今回応募した作品も、先生と何度も相談し、自分でも何度も考え直したりと苦労が多かったです。なので、その作品が大賞をいただけると知ったときにはすごく嬉しかったし、大きな力になりました。
この先プロマンガ家として活躍できるように、これから先もくじけずに描き続けていこうと思います。相談にのってくださった教務主任の信濃さんや先生方、本当にありがとうございます。
