こんにちは!日本マンガ塾です✨
今回は、昭和のマンガ文化を体感できる特別展「時代と共にあった、トキワ荘の時代のマンガ100選」をご紹介します!
伝説の“トキワ荘”を舞台に、1950〜80年代の日本マンガの名作たちが一堂に会する注目の展示です🎨

🏠「トキワ荘」とは?
「トキワ荘(ときわそう)」とは、東京都豊島区・椎名町にかつて存在した木造アパートの名前です。
1950年代から1960年代にかけて、手塚治虫、藤子・F・不二雄、藤子不二雄Ⓐ、赤塚不二夫、石ノ森章太郎、寺田ヒロオなど、
日本のマンガ史を代表する数多くの若手マンガ家たちが共同生活を送り、切磋琢磨しながら名作を生み出した伝説の場所です!
当時の彼らの情熱や友情、そして創作への挑戦が、日本のマンガ文化の礎を築いたと言われています。
今回の展示では、そんな「トキワ荘」が生み出した時代の空気と、その後のマンガの発展を追体験することができます✨
📚 トキワ荘の時代へタイムトラベル!
トキワ荘が存在した1952〜1982年――
この30年間は、日本のマンガ文化が飛躍的に進化した“黄金期”です。
展示会では、その時代に発表された作品の中から、選書委員会が「永久に読み継がれてほしい」と選定した“100タイトル”を紹介。
名作の複製原画とともに、作品誕生の背景や当時の社会とのつながりを紹介します。
🖋️ 豪華ゲストとともに楽しむ名作の世界
展示のキュレーションには、
選書委員長の里中満智子先生、そしてすがやみつる先生がゲストとして参加!
お二人の解説を通して、名作が生まれた時代の空気を感じることができます。
また、選書委員を務めた9名のマンガ家の代表作や複製原画も展示され、
それぞれの創作の魅力を間近で味わえるコーナーも設けられています✨
🌟 展示作品(一部)
「トキワ荘の時代のマンガ100選」より
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星のたてごと(水野英子)
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マキの口笛(牧美也子)
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ゲゲゲの鬼太郎(水木しげる)
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ゴルゴ13(さいとう・たかを)
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柔俠伝(バロン吉元)
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釣りキチ三平(矢口高雄)
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風と木の詩(竹宮惠子)
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銀河鉄道999(松本零士)
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日出処の天子(山岸凉子)
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タッチ(あだち充)
…など、多くの名作が展示されます!
選書委員の作品コーナーでは…
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里中満智子「アリエスの乙女たち」「天上の虹」
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すがやみつる「ゲームセンターあらし」
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秋本治「こちら葛飾区亀有公園前派出所」
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木村直巳「大空浪漫」
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志賀公江「燃えろ!スパイク」
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庄司陽子「生徒諸君!Kids」
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三浦みつる「The♡かぼちゃワイン」
昭和から令和へと受け継がれる、マンガの情熱と創造力を感じられる展示です。

🌏 日本語・英語どちらでも楽しめる!
展示のすべての解説は日本語と英語の併記。
海外の観光客や留学生、世界のマンガファンにもわかりやすい構成になっています!
🗓️ 開催情報
会期:2025年10月30日(木)~2026年1月25日(日)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日〜1月3日)
開館時間:10:00〜18:00(最終入館 17:30)
観覧料:無料
会場:トキワ荘通り昭和レトロ館(豊島区立昭和歴史文化記念館)1F 多目的室1
📍東京都豊島区南長崎3-4-10
💬 関連イベントも開催予定!
会期中は、トキワ荘マンガミュージアムサロンや池袋周辺でのサテライト展示、
選書委員を招いたトークイベントなども開催される予定です🎤
🎨 日本マンガの原点にふれるひととき
「トキワ荘」は、若きマンガ家たちの夢と情熱が詰まった“日本マンガの出発点”。
そのスピリットは、現代の作品にも脈々と受け継がれています。
この展示を通じて、創作の原点にふれるとともに、
日本のマンガ文化がどのように世界へ広がっていったのかを感じてみてください✨