こんにちはマンガ塾です✨
今日はマンガで大事な「ショット」について少しだけお話します!
「ショット」ってなんだろう?
カメラで写真を撮る時、撮りたいものをうまくフレームに収めようとしますよね。たとえば、被写体全体がうまく収まるようにしたり、または強調したい部分(顔とか)がはっきり映るように、胸から上だけが入るようにしたり……
このようにカメラで一枚の写真を撮ること(映画などでは同じ構図のひと続きの場面)などを「ショット」と呼びます。
ショットにはいろいろな種類がある
「ショット」にはいろいろな種類があります。
- バストアップ…胸から上
- フルショット…全身
- ロングショット…その人が立っている場所
たとえば、画像だと、左の女性は「バストアップ」なので表情がよく見えます。
彼女がどんな感情でいるのかが伝わってきますね。
それに対して、右側の走っている男性は「フルショット」です。
全身の動きを見ることができるため、一生懸命走っている様子が伝わってきます!
さまざまな大きさでコマの中に人物を描くことによって、読者にとってどんな部分が印象にのこるかが変わってきます!
どアップのショットとは?
「どアップ」とは、そのまんまですが、ものすごいアップのことです!
マンガでは、多くの場合は口や目のアップになります。
- 目の場合は…その目が何かを見て、驚きの感情などを表している
- 口の場合は…口元で表現される感情。ニヤッとわらったり、悔しげにゆがめられていたり
※ここで紹介しているのは一例なので、ほかにも沢山の「どアップ」ショットがあります🎵
どアップのショットは、一部分しか映っていないために「全体はどうなっているんだろう?」という興味を惹きます。そのため、マンガでは次のページをめくらせるための最後の1コマ(「メクリ」と呼びます)に使われることも多いです。
↑こちらの画像は、少年の目のどアップでページが終わっています。
「何を見て驚いているんだろう?」と読者が引き込まれます🎵
どアップのショットを使うと、読者の興味をグッと強く引くことができますね!!
ぜひ、マンガを描く時に使ってみてください♪
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