こんにちは、日本マンガ塾です😎
今回は、元小学館編集部佐藤敏章さんをゲストに迎えた日本マンガ塾トークライブについてお伝えさせていただきます🤗
今回のトークライブもオンラインにて開催🤗沢山の方が参加してくれました😁
トークライブスタート
今回は、マンガの歴史を学んでいこうというのがテーマでした😊
実際に佐藤さんが担当したマンガ家さんは、
さいとうたかを先生、あだち充先生、石ノ森章太郎先生、
楳図かずお先生、谷口ジロー先生、白土三平先生、池上遼一先生などなど
マンガ界のレジェントの方々を担当されてきました。
そんなレジェンドの方々を担当されてきた佐藤さんも正にレジェンド!!
沢山のお話を聞かせていただきました✨✨✨
佐藤さん自身も学生時代はマンガを描いていたそうです。実際に当時の絵を見せていただきました😁
佐藤さんが子供のころは、時代的にもマンガを読むのは小学生までという時代だったそうですが、
そんな中でも佐藤さんはずっと読み続けていたそう・・・
そうすると自ずとマンガが好きなもの同士が集まり、コミュニティができていったとのこと🤗
マンガを描いていて感じたことは、
メカや動物などいろいろなものが描けないとダメなのに、
不得意なものは描きたくなくなる。
そうすると作る話の幅も狭くなってきてしまった
確かに・・・・。好きな絵でないとなかなかモチベーションが上がらないときありますよね・・・。
佐藤さんは昔の自分に言いたいことは、
「苦手な分野も、その分野が上手い人の絵を真似をして描いていけ」ということ
「描いていれば慣れてくるし、最初は真似であったとしてもいずれ自分の絵になっていく」
確かにマンガとなると、自分の得意な絵だけではなく、話の流れ上描かなければならない絵も沢山でてきます。
まずは上手い人の真似をする・・・大事なことですね!
編集者への道
大学生のころになると新しいマンガ雑誌が多くの新人を発掘していくことで、佐藤さんの周りの人々も次々とデビューしていったそうです。
佐藤さんはアルバイトをしてお金を貯めて、休みの日には上京をして居候をしながらマンガ制作を手伝っていたとのことでした🎇
そんな折、作家と編集者の話を聞いていたところ、
編集という立場であれば、自分では描けないような絵柄でも、関係なく話を考えられる
佐藤さんは編集者になろうと決意しました。
競争率がかなり高かったというマンガ編集者の道。
マガジン、サンデー、キング、チャンピオン、ジャンプ、すべてのマンガ出版社を就活でまわったそうです🤓
当時から凄いバイタリティですね😁
そして編集者へ
いよいよ編集者になった佐藤さんでしたが、最初のうちは原稿を入れるだけの単調な作業で、正直面白みを感じなかったそうです。
それがいずれ、作家と一緒にマンガを作っていくようになり、そこで編集としての面白みを感じた瞬間でした。
「人に描いてもらうことで、自分では思いもよらなかったものが出てくる。だから面白い!」
自分の絵柄では表現できないだろうなと自ら幅を狭めていたことが、
そこの壁を取っ払うことで幅が広がっていったのですね🤩
編集者として企画を考えたり、マンガのアイディアを出したりと、
最初は原稿取りだけだったところが、作家と一緒にマンガを作っていく・・・
マンガ家と編集者の関係というのは、一般的にはなかなか想像がしにくいかなと思います。
ですがマンガというのは作家一人で描いているのではなく、
一緒にアイディアを出し合う編集者という存在がいて、その影響もとても大きいです。
お話のなかでもあったのが、編集者の担当が変わるとマンガのテイストも変わることもあるというくらい
マンガ家にとって編集者の存在は大きいものです。
終わりに
佐藤さんにとって編集者とは・・・
「創作の主体は、どこまでも作家で、編集者は企画の伴奏者に過ぎない。もちろん、伴奏者には伴奏者の喜びがあるけれど」
一人では生まれなかった発想も、他の人の目を入れることで新しい発想が生まれる・・・
自分では出てこないような発想が出てくる面白さ、
マンガ創作の面白さを改めて教えていただきました。
その他にも、ここでは書ききれないほど沢山のお話が😃
数々のレジェンド作家の話を聞き、現代に繋がる日本のマンガ文化の礎を感じれました🎊
佐藤さん、本当にありがとうございます😊✨✨
ホストを務めた飯田先生もまだまだお話を聞き足りないということでしたが、
惜しくも時間がきてしまい、今回のトークライブは終了😉
ライブ終了後は、まだまだ話足りないのかお二人の話は続いておりました笑
隙を見てパシャリ📸
改めまして、この度は日本マンガ塾トークライブにお越しいただき、誠にありがとうございました😊