こんにちは!日本マンガ塾です。
2025年11月1日(土)、オンライントークライブを開催いたしました✨
今回のゲストは――脚本家として数々の作品に携わってこられた さらだたまこさん。

司会進行は、我らが 岩澤先生です。
テーマはずばり、
「面倒な文章を書かなくてもストーリーがすらすら浮かぶ 魔法の妄想トレーニング法」
発想力を広げたい方や、ストーリーづくりが苦手な方にとって、まさに“目からウロコ”の2時間となりました!
🗣 トークライブの内容
東京ご出身のさらだたまこさんは、2022年まで日本放送作家協会の理事長を務められ、小説・脚本・漫画原作など、幅広いジャンルでストーリー制作に携わってこられました。
ラジオパーソナリティの経験もあり、放送作家を志す前はアナウンサーを目指していたことも。
漫画原作やアニメのコミカライズなど、ジャンルを越えて多くの物語に関わってこられたそうです。
現在では700名以上の放送作家が所属する協会の運営にも携わり、新人育成にも力を注がれています。

💡 ストーリーづくりで大切にしていること
さらださんが特に重視されているのは、
「文章で考えず、ビジュアルで閃こう!」
という発想。
言葉がわからない異国の作品を観たときでも、自分なりにストーリーを“妄想”して組み立てることで、イマジネーションがどんどん広がるのだとか。
そのための鍵となるのが、「物語のデザイン」。
さらださん流の“妄想トレーニング法”をご紹介いただきました。
1枚の写真から妄想を広げて物語を作ってみる。
小さな“理由づけ”がストーリーの芽になります。
🖋 さらださんの創作アドバイス
イベントでは、「素敵なセリフの法則」や「フィルムの絵コンテでプロットを作る方法」など、すぐに作品づくりに役立つ具体的なテクニックもたくさん教えていただきました。
また、「人の話を聞いてネタに繋げる」という、日常的で実践しやすいアイデアの増やし方も紹介してくださいました。
❓ 質問コーナーも大盛り上がり!
Q:実体験をもとにストーリーを作るときのコツは?
「自分の体験だけでなく、人から聞いた話も混ぜて重みを出すといい。
自分の年表を作ることで、人生そのものがネタになります。」
Q:既存作品を参考にしたいけど、盗作に思われないか心配です。
「どんな物語にもルーツがあります。
一度“自分の物語”として消化して考えることが大事です。」
🌈 まとめ
さらださんからのメッセージはとてもシンプル。
「複雑に考えず、シンプルに。
一から物語を作ろうとせず、設定を固めるうちにストーリーは自然に形になっていくもの。」
自分の“主軸となるバイブル”を意識しながら、作品づくりを楽しむことの大切さを教えてくださいました。
さらだたまこさん、そしてご参加くださった皆さま、
本当にありがとうございました!