日本マンガ塾トークライブ!!

こんにちは、日本マンガ塾です😊

今回は「日本マンガ塾トークライブ ~藤沢学さん(編集者)

となっております!

 

藤沢学さん

藤沢さんは講談社の「モーニング」編集部で長年活動してきたベテラン編集者です。

「えの素」「へうげもの」「バトルスタディーズ」「望郷太郎」・・・・など、

数多くの作品を担当してきました。

長年マンガ界の第一線で活動してきた編集者さんの体験談は、

マンガ家を目指す人たちにとって貴重なことばかりかと思います。

今回は先日開催されたトークライブの一部を抜粋しお届けいたします!!

 

トークライブスタート!

今回のトークライブは初の完全オンライン。

当日は50名を超える参加者が藤沢さんのトークに耳を傾けました。

「編集者とはアドバイザー、あるいはマネージャー的に寄り添う存在で、

新人マンガ家やマンガ家志望者の中にはむやみに編集者を怖がる人もいるし、

編集者のなにげない一言に深刻に考え込んでしまう作家もいるけれど、

恐れず向かってきてほしい

もちろん編集者も人間だから、

自分のように人相の悪いヤツ、言い方がキツいヤツもいるけれど、

臆せずドンドン作品を見せに来てほしい」・・・とのこと。

確かに最初に編集部に持ち込みするときは怖いイメージありますよね。

目の前で原稿破られるんじゃないかとか・・・・😅

全くそんなことはないかどうかは定かではありませんが(笑)

新人賞への応募や持ち込みはデビューへの王道なので、

強力なパートナーとなりうる編集者を見つけてほしいと思います😁

 

マンガはやはりひたすら描きまくる、量産することが大切で、

かつてのモーニングでは、年間1000ページが新人のノルマだったそうです😂

でも週刊連載を基準に考えるとそういうペースになりますよね。

ショートや4コマの作家には1週間でネーム百本を要求していたとか。

一見理不尽な要求にも見えますが、

編集者の「しごき」に耐えた作家は確実に成長を遂げ、

藤沢さんが担当していた「GOLDEN LUCKY」や「えの素」の榎本俊二先生

今からすればアナログな千本ノックをこなし、たちまちデビューを果たしたそうです。

昭和から平成のマンガ界、なかなかヘビーですね・・・!

 

作家と編集

マンガ編集者として三十余年のキャリアを持つ藤沢さん。

1980年代後半からの活動の中で、

90年代から一気に盛り上がるオタクブームには複雑な思いがあったそうです。

美少女系のようなジャンルの台頭に、

カルチャーの全く違う藤沢さんは「眠れぬ夜を過ごした」とか・・・

新人の頃から担当していた山田芳裕先生

「このままだと俺たちの居場所がなくなっちゃうよね・・・」

という危機感を共にし、

浅く広く売れる作品ではなく

狭くても深く支持される作品を作っていこうと誓い、

世に放たれたのが山田芳裕先生の代表作の一つである

「へうげもの」でした。

人のやれないことをやれと教わった」と藤沢さんが言うように

やはり自分にしか描けないオンリーワンのマンガを目指すべきかもしれません。

「唯一無二」ってやっぱ良いですね!

マンガ家を目指す人たちに

「マンガが大好きでマンガ家になれたら一番ハッピーだけど、

読むのとつくるのは別のことだし、

自分の中の引き出しにどれだけたくさん材料があるか、

いろんな方向へアンテナが立っているか。

オリジナルマンガを描くにあたって、

自分が普段どのようなフィールドワークをしているか。

音楽、映画、演劇、スポーツなど、

なんでもいいからマンガ以外のことにも大いに興味を持って、

題材を探すことができるか。

創作するとか、マンガを描くとか、

つくり手がどんな日常を過ごしているかに尽きるんじゃないか」

・・・と藤沢さんは言います。

「インターネットの時代、人との交流の仕方はさまざまですが、

「聞いてるふりして聞かない技術」と

「聞かないふりして聞いてる技術」を高めることで

色々な人とコミュニケーションを取り、

さまざまな意見を吸収し作品を作っていく形もあるんじゃないか」・・・とも。

独りよがりの作品にならないようにするためにいろんな角度から自分の作品を見つめ直すことも大切ですよね😉

「作家」の成立の仕方、活動のあり方も多様化している

かつてのように出版社の新人賞が第一の窓口ではない

SNSでの発表や自主刊行などいろんな手段がある

自分が作家になるための一番いいやり方を見つけてほしい

・・・との提言もありました。

マンガをつくるうえで何が必要なのか

「ものづくり」のキモとなるのは、

「あんなこといいな、できたらいいな」という『ドラえもん』みたいな着想だったり、

「もしも○○が××だったら」というザ・ドリフターズのコントみたいなパターンだと思う

・・・とも。

今流行りの異世界転生ものはまさにこの考えですよね!なるほど!

漫才や「すべらない話」など、お笑いは絶対マンガづくりの参考になるといいます。

日常の何気ない話をおもしろおかしく人に伝えようとするサービス精神、

限られた時間の中でムダを削ぎ落した構成力など、

マンガの参考になる要素は絶大との意見です😊

 

質問コーナー

最後に参加者からの質問にも答えてもらいました。

Q.作品制作に行き詰まった新人は、どのように克服し乗り越えるものでしょうか?

A.やはり本人の粘り強さ、あきらめない力でしょうか。

編集からダメの烙印を捺されてもネームを出し続けてさえいれば、

編集とやり取りするうちにおのずと実力は磨かれるし、

描けば描くほど画力は上がるはずです。

ずいぶん遠回りしても連載を勝ち取り、

ヒット作を生み出すマンガ家も少なくないし、

編集からのボツをすべて今後の糧にするポジティブな意識で、

とにかくマンガを描き続けてほしいです。

作家になるにはそれしかないんじゃないですかね。

 

自分のつくったマンガにダメ出しをされると

一生懸命描いたのに・・・・と

とても落ち込みやすいですが、

そこさえも作品の糧にする強い気持ちが大切ということですね😊

最後に

藤沢さんは多くの新人と接してきたなかで、

「新人に完成度は求めず、一人一芸的な一点突破を心がけていた、

荒削りでも個性を伸ばし、

ノーマークだった新人が連載を勝ち取るのが一番うれしかった」

・・・そうです。

自分の武器を見つけるには、他の人の目に触れることがとても大事です。

マンガ家を目指す方はぜひたくさんの人に読んでもらって、

いろんな意見を貪欲に吸収しましょう♪

「磨けば光る原石を探し続けてきた」

という藤沢さん、

今回は貴重な体験談をありがとうござました!

 

藤沢学 profile

長野県松本市出身。昭和、平成、令和と漫画に関わる。

デビューさせられなかった&大成させられなかった新人の人たちごめんなさいとのこと。

常に複数の猫たちと暮らす。

 

 

 

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