こんにちは。日本マンガ塾です😊
今回は12月9日(金)に開催された藤ちょこ先生ライブドローイング講座の模様をご紹介いたします!
藤ちょこ先生はゲームイラストや挿絵など、多岐に渡って手掛けるイラストレーターとしてご活躍されています。目を惹く美しい色彩や、繊細ながら大胆な構図のイラストで知られています。
ライブドローイングでは、藤ちょこ先生の実際の作画風景も堪能しつつ、イラストレーターになったきっかけや、技術面のお話も聞かせていただきました✨✨
現場の風景はこんな感じです🌟
イラストレーターになったきっかけ
藤ちょこ先生がイラストレーターになったきっかけは、元々絵を描くことが好きで、いろいろなイラスト投稿雑誌に片っ端から投稿していたんだとか!
そこからイラストのカットの依頼があり、原稿料をもらうという初めての経験で「こういう道もあるのか…!」と思ったんだそう!
“好き”を発表することが今に繋がっているんですね👏👏
ラフからスタート!
今回は藤ちょこ先生が事前にご用意いただいたラフを、ファイアアルパカというペイントツールを使用して着彩から仕上げまでしていただきます🎨
来年はうさぎ年なので、年賀状を描く気持ちで…と、うさぎモチーフの女の子が!
和の要素と近未来な雰囲気を混ぜたタクティカルファッションがテーマ🐰
衣装デザインのコツは1つのベースの要素に2.3個別の要素を混ぜて描いてみること!いろいろな要素が組み合わさって、見ていて楽しいデザインが生まれるんですね👏
藤ちょこ先生は先に陰影を作ってから着彩に入るそう!平面のイラストの中に立体感を出すために、光と影は意識しながら描くようにしているようです。
キャラクターイラストで大事なのは表情なので、目など顔部分を先に描くことが多いとのこと。色を塗る際にやり方はあまり定めてはおらず、常に試行錯誤しながら描いていると仰っていました。
常に研究を重ねる姿勢…!流石です…!!
明るい部分と影の境界線はあまりぼかさずにパキッとした印象になるように意識。
影のエッジがあると、透明感が増すので取り入れているとポイントを教えてくださいました🎵
最近は透明感のある物への興味がとてもあるようで、興味のあること・好きなことに真っすぐ向き合うことが素敵なイラストが生まれる秘訣なんだなぁと実感!
また、線画をしっかり作って塗るというより、塗りながら整えて行くことが多いみたいです!「色を塗ることが好きなので、自分が楽しく作業できるスタイルを突き詰めています」とのこと。
作業中のお話を聞いていると、絵を描くことが楽しい!
という雰囲気が伝わってきます😊
絵の上達のためには、締切があるもの以外は時間をかけて納得いくまで直すという藤ちょこ先生。
絵の工程の中で一番時間がかかるのは仕上げ作業かもしれないと仰っていました。
どんな練習をしているのかという質問には、「作業を始める前に5〜10分くらい、毎日クロッキーをして、ウォーミングアップしている。」「描くときはまとまった時間で一気にやるのではなく、少しの時間でもいいので、習慣付けて練習する」とお答えしてくれました。
作業前のウォーミングアップ、私も取り入れてみます!🙋♀️
完成!
(c)藤ちょこ/fuzichoco
短い時間の中、美麗イラストを仕上げていただきました😭いつの間にここまで…?というくらい、あっという間に素敵なイラストが✨
ここからさらにブラッシュアップさせたイラストがTwitterやpixivに投稿されるかもしれません…!藤ちょこ先生のアカウントを要チェックです🔍
さらに色紙もいただきました!
黒のコントラストと明るい色彩が素敵です!色数が少ないのにとてもキラキラして見えますね✨
アナログ原稿も目の前で見れるという幸せ…🌼👼
藤ちょこ先生、ありがとうございます!!
終わりに
参加者の方からも、たくさんの質問が来た今回のライブドローイング講座。回答の一つ一つがとても勉強になりました…!
技法に縛られず、どうすればより良いイラストになるのか、常に研究しているという藤ちょこ先生。
イラストは見てくれる人に届けよう!という意識で、描いた作品はどんどん発表し、フィードバックを得ることが大事だとイラストレーターならではのアドバイスを下さいました!
あと、デジタルの場合は、こまめな保存が大事とも!笑
皆さんもたくさん描いてたくさん発表していきましょう~✊
藤ちょこ先生、本日はお忙しい中お時間を作っていただきありがとうございました!とても貴重な時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました✨✨
藤ちょこ先生のTwitter、pixivアカウントはコチラ☆
【Twitter】https://twitter.com/fuzichoco
【pixiv】https://www.pixiv.net/users/27517