日本マンガ塾の授業をちょっとだけ紹介する<ワンポイントレッスン>、今回は服の生地とシワの描き方についてお伝えします!
服の「生地」ってなんだろう?
服って、いろいろな生地でできていますよね。
綿とか絹とかポリエステルとかフリースとか…
ここでは専門的な話は抜きにして、服の素材の「厚み」と「かたさ」に注目したいと思います。
服のシワを描く時、いつもは素材の違いとかってあまり気にしないですよね。
なんとなくイメージで、腕を曲げたところにシワができるかなーみたいな…
(これはパエリアの話です🦐)
でも実は、よく見ると、素材によって服のシワの現れ方ってぜんぜん違うんです!
そして、描き方を変えることで簡単に「それっぽさ」がアップしちゃうんです。
「薄くて」「かたい」生地だとどうなるの?
たとえばこちらの画像。ワイシャツですね!
ワイシャツのような素材では、生地の厚みがほとんどないのと、どちらかというと伸び縮みしない「かたい」素材であることが特徴です。
「固い」生地では、シワはどちらかというと【直線】になりがちです。
この画像の胸の部分に、ピンと張ったようなシワができていますね!
また、「薄い」生地では、シワは【尖った形】になります。
シワは服の布が折り曲がってできているので、布が厚いと先端は丸くなり、
薄い場合はカドが尖った形になるのですね。
図のように影を入れる時も【尖った形】にすると、布の薄さが表現できますよ♪
「厚くて」「やわらかい」生地だとどうなるの?
それでは反対に、「厚くて」てやわらかい」の服を見てみます。
シワの形は【曲線的】で、シワの先端は【まるい形】をしているのが
分かるでしょうか?
生地によってこんな風に服のシワを描き分けることができるんですね🎵
服の素材に注目して、ワンランク上のファッションを描こう!
服のシワってむずかしいですよね。
でも、「生地」と「シワ」の関係について知っていると、
描きたい服がある時にそれがどんな素材なのかを考えることで
どんなシワになるのか? が分かります。
ぜひ色々な素材でできた服をキャラクターに着せてあげてください😻
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