マンガが好きな方、マンガに携わる仕事がしてみたいという方が多くいるなか、マンガ編集者が実際にどのようなことをしているのかは広く認知されていないと思います。
そこで入稿作業やスケジュール管理の実務面、マンガを読み講評することを経験して、マンガ編集補佐(マンガディレクター)を目指す講座を開設することになりました。
マンガについての基礎知識などを編集者経験のある講師陣から学び、マンガ編集補佐(マンガディレクター)を目指します。
マンガ家にとって編集者とはどのような存在であるのか。ケーススタディを用いてマンガ家と編集者の関係性を学びます。
「締切厳守」はプロの基本。多くの作家さんを抱えるなか、スケジュール管理をどのようにしていくかを学んでいきます。
デジタル主流の時代だからこそ入稿形式の基礎を学び、納品先の要望に柔軟に応えられる力をつけることを目標とします。
マンガの制作工程を編集者目線で学び理解を深めます。
一番最初の読者としてマンガを見れるように客観的な目線を持って読みやすいマンガづくりをしていきます。
編集者として作家のアイデアを引き出すためには、自ら一緒になって考えていく力が必要です。企画力について学び、その引き出しを増やしていけるよう実践していきます。
作家案・媒体案・マーケティング案をシミュレーションし、ドリームプランを作成していくことで、自分の好みを具現化する力を養っていきます。
受講生の皆さんがサンプル作品を読み、講評していただきます。
大手出版編集者の方々による講義も多数開催
マンガディレクター講座を受講し最終審査に合格した方は、編集アシスタントを経て、マンガディレクターにステップアップ!日本マンガ塾及び日本マンガ塾提携先への雇用や派遣の道をご紹介します。
教務部長
マンガ家・編集者
1970年より虫プロ商事『COM』芸文社『コミックVAN』などの編集者を経たのち漫画家としてデビュー。マンガ創作活動とともにマンガ評論・エッセイなども執筆。現在は講師としてマンガ指導に従事。
主役ではなくバックサイドから才能を引き出し育て上げる!そこに喜びを見い出せるならこのディレクション講座で学んでください!
専任講師
マンガ家
マンガ塾2期生として入塾。在塾中、編集者審査会にて担当がつき、卒業作品「野球しようよ!」でデビュー。秋田書店月刊チャンピオンにて「野球しようぜ!」「もっと野球しようぜ!」連載(計25巻)。小学館週刊サンデーS増刊にて「サブテン!」連載(全2巻)。現在マンガ創作の傍ら、講師としてマンガ指導中。
プロの現場を深く知っている編集者の生の声を聞いて、より実践的なマンガのディレクション能力、仕事力を身に付けるチャンスです!
応募資格 | 18〜30才の方 |
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開催期間 | 3ヶ月間 ベーシックコース:夏季6月~8月 冬季12月~2月 アドバンスコース:秋季9月~11月 春季3月~5月 |
日時 | 第1期:2022年6月~8月 17:30~19:30(金曜日・全8回) |
授業概要 |
第1回:6月17日/編集者とは何か 第2回:6月24日/進行管理 第3回:7月1日/入稿について 第4回:7月8日/マンガ制作工程 第5回:7月15日/マンガの基礎知識 第6回:7月22日/企画力養成 第7回:7月29日/企画書作成 第8回:8月5日/最終審査 |
開催場所 | 日本マンガ塾校舎(コロナウイルス感染者拡大の状況によってはオンライン) |
応募締切 | 2022年6月10日(金) |
受講料 | 12万円 |
定員 | ベーシックコース/先着15名まで アドバンスコース/ベーシックコース合格者または別審査合格者(飛び級) |
大手出版社のマンガ編集者よりコメントをいただいてます
漫画市場はますます巨大ですが、そこで働く「漫画編集者」が何をしているのか、相変わらず知られてない気がします。長年にわたる経験をもとに、仕事の概要から制作の初歩まで、ものの見方、考え方、つくり方をできるだけ詳しくお伝えしたいと思います。漫画編集への入り口を目指すとともに、広く創作〜表現〜ものづくりと関わるクリエイターのヒントとなれば幸いです。